ヤンキースがワイルドカード一発勝負制す マー君は出番なし…地区Sで先発へ「勝つことが全て」

[ 2018年10月4日 12:31 ]

ア・リーグ   ヤンキース7―2アスレチックス ( 2018年10月3日    ニューヨーク )

ベンチで笑顔を見せるヤンキース田中(AP)
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 ヤンキースが3日(日本時間4日)、本拠地で行われたアスレチックスとの一発勝負のワイルドカードゲームを7―2で制し、地区シリーズ進出を決めた。プルペン待機していた田中将大投手(29)の出番はなかった。

 ヤンキースは初回、四球の走者を置いて2番・ジャッジが2ランを放ち先制。その後は手に汗握る投手戦が続いたが、6回にジャッジ、ヒックスの連続二塁打で1点を加点。さらに無死二、三塁からボイトが右翼フェンス直撃の2点適時三塁打。グレゴリアスも犠飛で続いて、6―0と大きくリードを広げた。さらに、8回にはスタントンの一発も飛び出した。

 投げては先発のセベリーノが4回0/3を無失点と好投。2点差の5回に無死一、二塁から登板したベタンセスが2イニングを完ぺき救援と圧巻の投球を見せた。7回からはロバートソン、ブリトン、チャップマンの継投で逃げ切った。

 勝ったヤンキースは5日(同6日)から同じ東地区の覇者でリーグ最高勝率だったレッドソックスと5回戦制の地区シリーズを戦う。この日、登板機会がなかった田中は地区シリーズで先発することになりそうだ。

 ▼田中の話 チームが勝ってうれしい。勝つことが全て。そういう試合の中で、おのおのの仕事に徹した結果が勝利につながった。(地区シリーズで)マウンドに上がるときは自分の仕事に徹したい。

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2018年10月4日のニュース