広島・天谷 現役最終打席が捕ゴロで苦笑い 「1番・中堅」で537日ぶり先発、1打席で交代

[ 2018年10月4日 18:37 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2018年10月4日    マツダ )

<広・巨>初回無死、現役最終打席で捕ゴロに倒れる天谷(撮影・北條 貴史)
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 今季限りでの引退を表明した広島の天谷宗一郎外野手(34)が4日、現役ラストマッチに臨んだ。

 この日、出場選手登録され「1番・中堅」で先発出場。先発メンバーに名を連ねるのは昨年4月15日の阪神戦(甲子園)以来537日ぶりとなった。雨が降る中、初回についた守りでは、1番・坂本勇の打球を背走してキャッチし、続く2番・田中俊の中前打を処理。その裏に入った打席ではすべてスライダーをボール、空振りの1ボール1ストライクから捕手前へのゴロに終わり、苦笑いを浮かべながら戻ったベンチではハイタッチで出迎えられ、2回の守備から退いた。

 天谷が中堅で先発したことから、リーグトップの39本塁打を放っている丸佳浩外野手(29)は「3番・左翼」で先発出場。守備機会はなく、天谷交代後は定位置の中堅に回った。

 なお、天谷はこの日の試合後、引退セレモニーが予定されている。

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2018年10月4日のニュース