あっぱれ!菅野が3試合連続完封でトップタイ15勝 シーズン8度目完封は鈴木啓示以来40年ぶり

[ 2018年10月4日 20:55 ]

セ・リーグ   巨人4―0広島 ( 2018年10月4日    マツダ )

<広・巨>完封勝利を挙げ、小林(左)と抱き合って喜ぶ菅野(撮影・北條 貴史)
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 巨人のエース菅野智之投手(28)が広島打線を9回4安打に抑え、3試合連続完封勝利でリーグトップタイの15勝目(8敗)。15勝7敗の広島・大瀬良大地投手(27)に並び、最多勝のタイトルに一歩近づいた。

 菅野の3連続完封は昨年4〜5月に続いて自身2度目。シーズン8度目の完封は1978年の鈴木啓示(近鉄)以来40年ぶり、巨人では1963年の伊藤芳明以来55年ぶりという快挙。また、この日11奪三振で今季の奪三振数も200の大台に到達。球団では81年の江川卓以来の「200回、200奪三振」も記録した。

 広島・野村との投げ合いで4回まで0―0の投手戦。だが、巨人は5回に2死一、二塁から主砲・岡本の中前適時打で先制すると、6回には1死一、三塁から菅野が自らセーフティースクイズを決めて貴重な追加点を入れ、2点のリードを奪った。8回には4番手・今村の代わりバナを叩いて先頭の阿部が11号、続く長野が13号と2者連続本塁打でリードを4点に広げて逃げ切った。

 菅野は9回で119球を投げ、4安打完封。今季4度目の無四球で、完投もリーグダントツの今季10度目となった。

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