由伸監督、球団は続投要請示唆も「責任を取るところは取らなくては」

[ 2018年10月4日 05:30 ]

練習前の円陣で笑顔の高橋監督(中央)(撮影・吉田 剛)
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 【高橋監督に聞く】――自身から辞める話をオーナーにした?

 「そうですね。監督を引き受けた時点から、チームの勝敗は監督が背負うと思ってやってきた。その思いがこの3年間、今も変わっていない。チームの成績が良くないというところでやっぱり、監督として責任を取らなくてはいけない。辞めますということを、オーナーに直接伝えました」

 ――まだCS出場のチャンスがある。シーズン中の決断はリーグ優勝を逃した部分が大きかったか。

 「結局、優勝争いというところまでもいけませんでしたし、勝敗については責任を負わなくてはというのは常々頭にありました」

 ――育成と勝利というのは難しいテーマ。

 「試合をしてるわけですから。優勝を目指してどこのチームも戦うわけですから。そこで勝てなかったというのは現実です」

 ――オーナーから「来季も」と言う話もあったと思う。

 「そうやって言っていただいたこともあったり、いろいろとお話しさせていただいた。ありがたい部分もありましたけど。責任を取るところは取らなくてはいけない。けじめを付けるところはつけないといけない、というところです」

 ――残りは2試合。

 「私がやるということには変わりがない。就任した最初の1試合目と同じ気持ちでやろうと思っています。残り2試合なんとか勝って、(CS進出は)多少他力なところはあるかもしれないけど、とにかく自分たちのできることをやって、次につながればいい」

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2018年10月4日のニュース