中大、継投策が裏目 指揮官、皆川に期待も「ああいう場面で抑えられる投手にならないと」

[ 2018年10月4日 15:04 ]

東都大学野球秋季リーグ戦第5週第1日 1回戦   国学院大7―5中大 ( 2018年10月4日    神宮 )

 先週3連覇中の東洋大を2勝1敗で下し、勝ち点を2として首位に立った中大が痛い敗戦を喫した。

 6回までエース伊藤優輔(4年=小山台)が国学院大を零封。5点のリードを奪っていた。「先週の疲れもあったから」(清水達也監督)と7回から救援陣を繰り出したが、これが裏目と出てしまった。東洋大3回戦で好救援し勝ち投手になった皆川喬涼(きょうすけ、1年=前橋育英)が1点を返されると、8回には2死から3連続四死球のピンチを招き戸堀に走者一掃の二塁打を浴び1点差。たまらず喜多川省吾(4年=前橋育英)を送ったが、9回に敬遠も含め3四球から内野ゴロで同点に追いつかれ、延長10回に2点を奪われた。

 「皆川も(柱の)投手に作りたいから出したんだが、フォアボールが多すぎたね。ああいう場面で抑えられる投手にならないと」と清水監督も痛い1敗に無念そう。04年秋以来優勝から遠ざかる中大。救援陣の奮起があればまだ望みはある。

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2018年10月4日のニュース