日本ハムのドラ5・北浦 楽天・松井に並ぶ最年少ホールド 楽しみなミレニアム世代登場

[ 2018年10月4日 22:49 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3楽天 ( 2018年10月4日    楽天生命 )

<楽・日>8回2死、北浦はウィーラーの強烈な打球をキャッチ、笑顔で一塁に送球(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト5位ルーキー・北浦竜次投手(18)が思い切り左腕を振り抜いた。プロ初マウンドは1点差の8回。00年1月生まれ以降の登板は中日・山本拓実投手に次いで、パ・リーグでは初の重圧も吹き飛ばす三者凡退で楽天・松井裕樹(22)に並ぶ18歳8カ月での最年少ホールドだ。

 「1イニングだけだけでしたけどいい経験でした。最初は緊張したけど亮さん(捕手石川)から“落ち着けって”言われて…。実力ある1軍の打者から三振も取れてうれしかった」。オコエを三ゴロ、島内は140台後半連発で、空振り三振に仕留めた。

 当初は9月7日の楽天戦に先発が内定していたが、同6日の「北海道胆振東部地震」の影響で中止となり、デビューはお預け。それでも再チャンスを生かした。

 今後は宮崎フェニックスリーグで実戦感覚をみながら来季に備える。「栗山監督から“このまま継続して、来年頑張ってくれ”と言われました。基礎体力をつけ、変化球の精度を上げたい」。日本ハムに楽しみなミレニアム世代が出現した。

続きを表示

2018年10月4日のニュース