広島 ヘルウェグ プロ野球史上、最も遅い時間帯でのデビュー?

[ 2018年9月21日 00:33 ]

広島の5番手で登板したヘルウェグ(撮影・坂田 高浩)
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 日本プロ野球史上、最も遅い時間帯でのデビューだったかも知れない。広島の新外国人、ジョニー・ヘルウェグ投手(29)が20日の阪神戦で来日初登板。場内にその名がコールされたのは、日付が変わる寸前の午後11時46分だった。

 まさに待ちに待った出番だった。この日の試合は降雨のため、開始時間が69分遅れた。さらに2回終了時の62分間など2度の中断を経て進行。ヘルウェグは9回から5番手として登板すると、2死から四球を出したが、最速155キロを計測するなど持ち味を存分に示し、1回無安打無失点。「チームに勝ちが付かなかったが、自己中心的なことを言えば、投球内容は悪くなかった」と振り返った。

 貴重な中継ぎ右腕として、残りシーズン、さらにクライマックスシリーズ(CS)での活躍も期待される身長2メートルの右腕。疲れの色も見せず「野球選手である以上、やらなきゃいけないこと。雨や中断などはあったが、そこをうまく調整して、試合でベストを尽くすことだ」と冷静な口調だった。

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2018年9月20日のニュース