セ・リーグが異例の告知要請 CS出場球団は10月11日時点の順位で決定

[ 2018年9月20日 14:07 ]

 セ・リーグは20日、「今後の公式戦日程・順位決定・クライマックスシリーズに関する件」と題し、異例の要請を行った。

 雨天順延となった9月9日の阪神―巨人戦(甲子園)が10月9日(同)に組み込まれ、同試合を持って全日程が終了予定。ただし今後も降雨や不慮の事態で未消化となっても、CS出場球団は同開幕予定日の2日前終了時点の順位を持って確定することをあらためて確認した。つまり今季のCS第1Sは10月13日開幕とあり、11日終了時点の順位で出場球団が決定する訳だ。セ・アグリーメントにも明記されている。

 ちなみに11日時点で、2球団が並んだ場合は「アグリーメント3条」の基準により(1)シーズン中の当該球団の勝率が高いチーム(2)勝率が並んだ場合は当該球団間の勝率が高いチーム(3)同じ場合は前年度順位が上のチーム――がCSに出場する。

 今回の背景には3位・巨人から最下位・阪神まで0・5ゲーム差ずつでひしめいている実情があるからだ。杵渕和秀セ・リーグ統括は「我々は11日までに全日程消化を一番望んでます」と話した。

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