阪神13年連続V逸…岩貞乱調、金本監督打つ手なし CSへ「頑張っていくしかない」

[ 2018年9月20日 06:54 ]

セ・リーグ   阪神4―9ヤクルト ( 2018年9月19日    神宮 )

<ヤ・神>V完全消滅も前を向いて神宮球場を後にする金本監督(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 13年連続V逸…。阪神は19日のヤクルト戦(神宮)に敗れ、19試合を残して優勝の可能性が完全消滅した。借金は今季ワーストの11に膨らんだ。

 一戦必勝で臨むべき6連戦の初戦。1点を先制した直後の初回、試合の勝敗は早々に決した。先発・岩貞が大乱調。青木に同点打、山田に2ラン、西浦に3ランを浴び、あっという間に6点を失った。これで岩貞は登板5試合連続の初回失点。よーいドンで、この体たらくでは、金本監督も打つ手がなかった。

 「(先発が崩れると苦しい展開に)なりますよね、どうしても。2ストライクから(青木に)打たれて、2ラン。次もそうでしょう?2ストライクから(大引に)ヒットを打たれて、3ラン。そういうところですよね」

 先発の失態を挽回しようと、打線は追いすがった。2回に糸原の犠飛で1点を返すと、4回にも無死二、三塁から梅野の左中間への2点二塁打で2点差まで迫った。だが…。またしても岩貞が、反撃ムードに水を差した。

 「そう(4回の被弾も痛かった)ですね。追い上げムードがね、やっぱり…。同じ西浦か。あそこは気をつけてほしいけどね」

 直後の4回、先頭・西浦にソロを被弾。結局、4回6安打7失点で8敗目の左腕は「先制してもらったにもかかわらず長打で簡単に逆転を許してしまった。追い上げムードの中で打たれた4回の本塁打も反省しないといけない。チームと中継ぎの方に申し訳ない」と肩を落とした。終わってみれば5点差の惨敗。初回の6失点が、最後まで尾を引いた。

 2位をうかがうヤクルトとの勢いの差を、まざまざと見せつけられ、19試合を残して優勝の可能性が完全消滅した。13年連続のV逸…。ここからはCSに目標を下方修正して戦うしかない。指揮官も言葉を継いだ。

 「(優勝の可能性消滅に)あっそう。そりゃあ、そう(目の前の試合を戦っていくしかない)ですよ。明日も試合があるんだから。もうそう(CSに目標修正する)しかないよね。明日からも頑張っていくしかないです」

 借金は今季ワーストの11に膨らんだが、3位・巨人とは依然1・5差。CSを確保するための一つの目安として目指すべきは勝率5割だろう。それには19試合を15勝4敗で勝ち抜かなければならず、極めて厳しい状況だ。それでも優勝がなくなった今、まずは、そこを目指すしかない。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年9月20日のニュース