広島 4打点バティスタと名物通訳にスタンドも笑顔満開「地元で優勝決めたいです」

[ 2018年9月2日 21:10 ]

セ・リーグ   広島7―3ヤクルト ( 2018年9月2日    神宮 )

<ヤ・広>ヒーローインタビューを終えて、ファンの声援に応えるバティスタ(撮影・大塚 徹)                                       
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 広島のバティスタが初回の先制3ランに続いて3回にも左前適時打を放つなど、3安打4打点と活躍。優勝マジックを13に減らすチームの6連勝に大きく貢献した。

 敵地でのヒーローインタビューに名物通訳のクレートさんと並んで臨んだバティスタは、まずは流ちょうな日本語で「ありがとうございます!」と笑顔で挨拶。以降はクレートさんの通訳によるコメントとなった。まずは第1打席の左越え23号先制3ランを「バッターボックス入った時に…甘い球狙いました」と振り返ると、クレートさんが一生懸命に紡ぎ出す言葉に場内は早くもほんわかムード。続いて打った瞬間の感触を「まあ、見事の仕事しましたので。やっぱり打った瞬間、いい感触でした」と話すと、敵地を真っ赤に染めたカープファンは沸きに沸いた。

 追撃のタイムリーについては「あの時に、あの〜がまんつよくしたので、やっぱりあの〜自分の打てるの球、くるまでがまんしました」。チームの7得点中実に4点を叩き出したことについては「ま、やっぱり、あの〜きょう6連勝できたから。あの〜チームをやっぱり助けるのために、あの〜バッターボックス入りました」とし、徐々に笑顔になるバティスタの横で必死に通訳するクレートさんの真剣な表情とのコントラストにスタンドにはさらに笑顔が広がった。

 打撃の調子については「練習から一生懸命やってるから。きょうの仕事、自分の仕事できたと思います」。チームのムードについては「えっとですね。あの〜マジックナンバー減らしたからすごくいいと思います。やっぱりあの〜地元で優勝決めたいです」とバティスタ&クレートさん。最短Vとなる11日は本拠マツダでのDeNA戦。マツダで優勝決定の可能性は十分にある。最後にファンへのメッセージを聞かれると「え〜とですね、あの…。ま、応援続けてください!いつも応援、ありがとうございました」とコメント。最後までスタンドを盛り上げる名コンビだった。

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2018年9月2日のニュース