松坂 12年ぶり巨人戦勝利ならず…初回に岡本3ラン被弾 2回は重信プロ初アーチ許す

[ 2018年9月2日 15:04 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2018年9月2日    ナゴヤD )

<中・巨>2回7失点と打ち込まれ、ガックリとベンチに戻る松坂(中)(撮影・椎名 航)
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 中日の松坂大輔投手(37)が2日、ナゴヤドームで行われた巨人戦に先発登板。本塁打2本を含む9安打を浴びて2回7失点KOされた。

 6回3失点で5勝目をマークした8月16日のDeNA戦(ナゴヤD)戦以来17日ぶりのマウンド。初回、1番・坂本勇にファールで粘られた9球目を左翼線に運ばれる二塁打を許すと、2番・重信には右前打され、いきなり無死一、三塁のピンチを招いた。

 3番・マギーは右翼への浅いフライに抑えたが、重信の二塁盗塁が決まって1死二、三塁。そして、4番・岡本に1ボールから投じた2球目、真ん中高めのカットボールを右中間スタンドに叩き込まれる先制3ラン被弾となった。その後も安打と四球で2死一、二塁とピンチが続いたが、それ以上の失点は許さず。だが、初回から35球を投じる苦しいマウンドとなった。

 そして2回も全体的にボールが高めにいく投球は変わらず、2死走者なしから重信にプロ初アーチとなる一発を右翼スタンドに叩き込まれると、マギーには左前打の後で今季初盗塁を許し、続く岡本に今度は左翼フェンス上部に当たる二塁打を許して5失点目。さらに亀井に中前適時打、ゲレーロにも左翼線への適時二塁打を許し、ついに7点を失う展開となった。

 その裏、中日打線が奮起して2点を返したが、さらなる1死一、二塁のチャンスが続くと、代打・堂上を告げられ交代となった。松坂は現在4連勝中だったが、巨人戦は今季ここまで2試合に投げて0勝2敗。巨人に勝てば西武時代の2006年5月12日以来12年ぶりとなるところだったが、2回7失点KOで勝利はなくなった。

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