巨人 10点リードから最後は辛勝 中日猛追及ばず3連敗、自力CS消滅

[ 2018年9月2日 17:37 ]

セ・リーグ   巨人13―9中日 ( 2018年9月2日    ナゴヤD )

<中・巨>力投する今村(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 巨人が10点リードから中日の猛追をかわし、最後は13―9で辛くも勝利。引き分けを挟んで2連勝とした。先発投手の左腕・今村は完投目前の8回に打ち込まれ7失点を喫したものの、打線の援護に助けられて自己最多を更新する4連勝をマークし、今季5勝目(2敗)。最下位の中日は猛追及ばず、引き分けを挟んで3連敗を喫し、自力でのCS出場の可能性が消滅した。

 巨人は初回に岡本の3ランで先制し、2回には重信のプロ初アーチから5連打で一挙4点を加えて松坂をKO。2番手・木下からも3回に坂本勇の適時打で1点、4回にも亀井の2点適時二塁打と大城の適時二塁打で3点を加えると、その後も着実に加点した。

 中日は4連勝中だった先発の松坂が2回で61球を投げて9安打を浴び、7失点KOと誤算。打線は0―7で迎えた2回に大野奨の適時打で2点を返したが、直後の3回に登板した木下が先頭・山本を四球で歩かせてから失点し、反撃ムードがしぼんだかに見えた。だが、8回にようやく今村をとらえて先頭の代打・藤井から4連打などで今村をマウンドから引きずり下ろすと、2番手・中川の代わりバナを叩いてアルモンテが満塁の走者を一掃する左翼線二塁打を放つなど一挙6点を返して7回までの10点差から一気に4点差。5点差で迎えた9回には大島の適時打でさらに1点を返したが、及ばなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月2日のニュース