高校時代は完敗も…ソフトB上林 松井撃ちV弾「少しは成長してるかな」

[ 2018年9月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―3楽天 ( 2018年9月1日    楽天生命パーク )

<楽・ソ>延長10回2死、上林は右越えに勝ち越しソロを放つ(撮影・三島 英忠)
Photo By スポニチ

 値千金の一発だった。延長10回2死。ソフトバンクの上林は松井の内角カットボールを捉え、勝ち越しの18号ソロを右翼席に運んだ。仙台育英時代に過ごした第二の故郷・仙台で、両親が見守る前でヒーローになり「両親が来ると高校のときから結果が出ていた。目の前で打てて良かった」と振り返った。

 同学年の松井との初対戦は仙台育英2年の夏。練習試合で対戦し5打数無安打3三振と完敗だった。3年時にはともに高校日本代表に名を連ねたが、実力差を痛感していた。プロに入って初めて放った本塁打に「高校時代は歯が立たなかったので少しは成長しているのかな」。16試合ぶりの一発で3連勝に導き、首位・西武とのゲーム差を5に縮めた23歳は「優勝を諦めていない」と力強く言った。

続きを表示

2018年9月2日のニュース