兄はヤクルトでプレー 川端先制V打 チームトップの打率.476

[ 2018年9月2日 05:30 ]

第8回WBSC女子野球ワールドカップ決勝   日本6―0台湾 ( 2018年8月31日    米フロリダ州ビエラ )

<日本・台湾>金メダルを掲げる里(前列左)らマドンナジャパンの選手たち。右端は橘田監督、後列右から2人目は川端
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 マドンナジャパン最年長29歳の川端が2安打2打点の活躍で4番の役割を果たした。

 初回2死三塁で投手のグラブをはじく強烈な先制適時内野安打。「どんな形でも1点取りたいと思い打席に入った。基本に忠実に、投手の足元へ」。4回1死二塁では左前適時打で追加点を挙げた。ヤクルトの兄・慎吾譲りの高い打撃力を発揮し、チームトップの打率.476をマーク。メンバー20人中11人が98年以降生まれと若いメンバーを引っ張った。2年後の次回W杯を目指すかについては「まだ分からない。今回6連覇できたことが凄く良かった」と話すにとどめた。

 ▼橘田恵監督 号泣する予定でしたが、ホッとしてパタッと倒れそうです。みんな粘り強く守ってくれた。チームワークで乗り越えられた。

 ▼田中露(2番手で2回無失点)里さんがヒットを打たれた後に抑えて凄い投球をしていた。その流れを崩してはいけないと緊張しました。

 ▼出口主将 初出場の選手が多く、どう力を発揮させてあげられるか考えていた。試合を経験するたびに成長していった。

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