女子野球でも進むメジャー流データ解析

[ 2018年9月2日 05:30 ]

第8回WBSC女子野球ワールドカップ決勝   日本6―0台湾 ( 2018年8月31日    米フロリダ州ビエラ )

フライトスコープ社が一球ごとに詳細なデータを計測
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 女子野球の世界でもデータ解析が進んでいる。今大会はフライストスコープ社による精細なデータ計測が1球ごとに行われた。同社は弾道測定器のトップ企業。解析した同社のアントニオ・ムヒカ氏は「メジャー5球団がうちのシステムを採用している。スピン量、打球速度や角度、ボールの軌道などが計測できる」と説明した。大リーグでは軍事システムを応用した独自の計測システム「スタットキャスト」が15年に導入され、膨大なデータを生かしプレースタイルも変わりつつある。

 また全試合が動画サイト・ユーチューブで生中継された。フライストスコープ社のデータの多くは中継で生配信された。中継カメラの数も豊富でリプレー検証も実施。この日も4回先頭の田中美のバントでの失策出塁を巡り、台湾側からの要請で検証が行われた。判定はそのままだった。

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