阪神・岡本　虎初星「大勢のファンに応援してもらい最高です！」

セ・リーグ   阪神８―３ＤｅＮＡ （ 2018年9月1日    甲子園 ）

＜神・Ｄ＞移籍初勝利を飾り、ナインを出迎える岡本（左端）（撮影・坂田　高浩）
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　１日のＤｅＮＡ戦（甲子園）で５回から２番手で登板した阪神・岡本が１回無失点と相手打線の勢いを寸断し、２１試合目の登板で移籍後初勝利を挙げた。福留、藤川とともに上がった初のお立ち台では「こんなに大勢のファンに応援してもらい、最高です！」と声を張り上げた。

　試合の流れをたぐり寄せた。先頭のロペスに左越え二塁打を浴びてもひるまない。「どんどん攻めていこうと思っている」と話すように、真っ向勝負を展開。続く筒香を三振に仕留めるなど、強気の投球で後続を断った。

　今季開幕直前に榎田との交換トレードで西武から加入。その榎田は目下９勝。心中、穏やかではない時もあっただろう。それでも一たびマウンドに上がれば、黙々と腕を振る。そんな右腕の勝利を金本監督も「いつでもどこでも何も言わず、黙々と投げてくれて助かっていたのでよかった。うれしいです」と喜んだ。