広島、逃げ切り失敗 アドゥワ5失点 延長戦で力尽く

[ 2018年8月22日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5―10ヤクルト ( 2018年8月21日    マツダ )

10回、畠山(左奥)に3ランを浴びたアドゥワ(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 広島が、らしからぬ試合展開で自滅した。21日のヤクルト戦で投手陣が今季ワーストの14四死球を与えれば、勝利目前の9回2死から失策が絡み逃げ切りに失敗。最後は延長10回にアドゥワが今季ワーストの5失点で、力尽きた。

 「またしっかり自分たちの野球ができるよう切り替えてやるだけ」。緒方監督は一言だけ残し、気を引き締めた。そんな中、スタンドを沸かせたのは鈴木だった。1点を追う2回に左中間へ23号ソロ。同点の7回にはバットを折られながらも、一時は勝ち越しとなる中前適時打を放っていた。

 今季のキャッチフレーズ「℃℃℃(ドドドォ〜!!!)」をテーマとした、限定ユニホームを着用して戦う3連戦。チームカラーの紺と赤を基調に、胸のマークと背番号に足形をあしらった。3連覇に向かって一気に駆け抜けたいところだったが、優勝へのマジックナンバーは28のまま足踏みとなった。

続きを表示

2018年8月22日のニュース