金足農・吉田、応援に感謝「甘い物が食べたい」　大阪桐蔭・藤原と侍ポーズ競演希望も

大会から一夜明け、記者たちの質問に答える金足農・吉田　（撮影・高橋　雄二）
Photo By スポニチ

　第１００回全国高校野球選手権記念大会の熱戦から一夜明けた２２日、金足農（秋田）ナインが宿泊地のホテルを後にした。８８１球の熱投で、甲子園を沸かせたエースの吉田輝星投手（３年）は、帰ったらしたいことを聞かれ、「応援してくれたみんなに感謝の気持ちを伝えたい。あとは甘い物が食べたい」と言った。バスに乗り込む際には、１００名を越える市民から暖かい拍手を受けてホテルを発った。

　吉田は今大会の成績から、Ｕ１８アジア選手権（９月３日開幕、宮崎）の日本代表に選出されている。「心強い仲間が多いのでバックを信じて投げたい。日の丸を背負えるのは光栄なこと」と感慨深げだった。甲子園では中堅手と向き合って刀を抜く仕草を見せ合う“侍ポーズ”が話題になったが、「代表でもやってみたい」と意欲的に話した。

　もし“侍ポーズ”を披露するなら、決勝で対戦した大阪桐蔭の藤原恭大外野手（３年）とコラボすることになる。吉田は「できるなら（藤原と）やりたいです」と笑った。