金足農・吉田 甲子園出発前に秋田で原点回帰 スポーツ少年団を訪問

[ 2018年8月22日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会最終日・決勝   金足農2―13大阪桐蔭 ( 2018年8月21日    甲子園 )

金足農・吉田が中学卒業時、主将として書いた天王中生徒会誌
Photo By スポニチ

 金足農・吉田は甲子園に出発する直前の7月27日、小学生時代に在籍した地元・潟上市のスポーツ少年団「天王ヴィクトリーズ」の練習を訪問。自身の出発点を再確認し、全国大会に向け思いを新たにしていた。

 小5の弟が現在、所属しており、投手。長男がバッテリーを組んでいるという同市の農業、伊藤司さん(36)は、甲子園での吉田の活躍ぶりに驚きつつ「秋田の誇りですね」と目を細めた。

 天王中ではエースでチームを県4強に導いた。卒業時に主将として書いた生徒会誌には、思い出として「僕たちは“全員野球”という目標を立てて1年間練習してきました。仲間の大切さがよく分かりました」などとつづっていた。その思いは金足農でも同じだった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月22日のニュース