三菱重工神戸が4強 守安、ノーノー逃すも2安打完封 

[ 2018年7月22日 16:24 ]

第89回都市対抗野球大会第10日・準々決勝   三菱重工神戸・高砂(神戸市・高砂市)2―0鷺宮製作所(東京都) ( 2018年7月22日    東京ドーム )

<鷺宮製作所・三菱重工神戸高砂>三菱重工神戸高砂先発・守安(撮影・吉田 剛)
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 さすがはエースの貫禄だ。三菱重工神戸・高砂の守安玲緒(31)が鷺宮製作所を2安打に抑え完封、ベスト4に名乗りを上げた。

 ストレートは130キロ台。しかし変化球をコーナーに決め、簡単にアウトを積み重ねていく。6回を終わって四球1つのノーヒット。7回に入り先頭のルーキー土谷を三振に仕留めスタンドがノーヒットノーランでざわつき始めた20人目の打者・渡辺侑に左前へ運ばれ大会4人目(完全試合を含めると6人目)の大記録は消えた。

 それでも後続をしっかり抑え、悔しがるそぶりもない。2回戦は日本生命から補強の橋戸賞男・藤井が完封。1学年下、近畿地区のライバルの好投に刺激を受けた守安が見事完封で続いた。

 70年の準優勝が最高成績。守安、藤井のエース2人を擁する三菱が評判通りの戦いで初の黒獅子旗に近づいてきた。

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2018年7月22日のニュース