もがく中日、ついに借金１０…相次ぐ故障者　２打席連発のモヤも負傷退場

セ・リーグ   中日４―５ヤクルト （ 2018年7月22日    神宮 ）

＜ヤ・中＞４回無死、モヤが右中間に２打席連続アーチを放つ（撮影・大塚　徹）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　中日はヤクルトに同一カード３連敗を喫し、ついに借金が今季初めて２桁となる１０まで膨らんだ。

　４―４の８回に４番手・又吉が山田哲に決勝ソロを被弾。「あの１球だけ。追い込んでいたのに…」と唇をかんだ。

　ただ、連敗より痛いのが負傷者の続出だ。今季打率・３００をマークし中軸を担ってきたアルモンテがこの日、出場選手登録を抹消された。

　代役として約１カ月ぶりにスタメンに名を連ねたモヤが来日初の２打席連続アーチを放ち、救世主となったのもつかの間。４打席目の８回、ファウルを打った際に右手を痛め、そのまま負傷退場。長身助っ人は「スイングする前はパーフェクトだったが、あのスイングが問題」と痛めた右手を冷やしながら「重傷でないことを願っている」とバスへ乗り込んだ。

　連敗の上にケガ人。最下位でもがく中日が、いよいよ苦境に立たされた。