【和歌山】智弁和歌山16点猛攻で4強 5番・冨田が満弾含む3安打7打点

[ 2018年7月22日 15:21 ]

第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会準々決勝   智弁和歌山16―0日高(5回コールド) ( 2018年7月22日    紀三井寺球場 )

<智弁和歌山・日高>満塁本塁打を含む3安打7打点の智弁和歌山・冨田
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 智弁和歌山が16得点の猛攻で日高を5回コールドで下し2年連続のベスト4進出を決めた。

 初回、2死から3番・林晃汰が右前打で出塁すると4番・文元洸成は左中間を破る先制二塁打。さらに2四球で2死満塁とし、7番・根来塁の2点中前打で計3点を奪った。

 2回に4安打を集中させ5点を追加。3回には5番・冨田泰生が左翼越えに満塁本塁打。「まっすぐが真ん中に来たので行くしかない、という感じでした。手応えはありました」。高校通算33本目でグランドスラムは「3本目か4本目」と勝負強さを見せた一発だった。

 プロ注目の林が現在49発、文元が36発とクリーンアップ3人で軽く100発を超えるが、今大会は冨田の一発がチーム初本塁打だった。冨田は2回に右前適時打、4回には左翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち、3安打7打点と大当たり。

 それでも、高嶋仁監督は「ウーン、どうですかね。林のところで打てるボールが来ないので、ボール球に手を出してしまっている。そこがしっくりこない」と3戦連続コールド勝利にもまだまだ納得はしていない様子だった。

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