鷺宮製作所 零敗で4強入りを逃す 打線が沈黙…指揮官、相手右腕を称える

[ 2018年7月22日 16:59 ]

第89回都市対抗野球大会第10日・準々決勝   三菱重工神戸・高砂(神戸市・高砂市)2―0鷺宮製作所(東京都) ( 2018年7月22日    東京ドーム )

<鷺宮製作所・三菱重工神戸高砂>鷺宮製作所先発・長田(撮影・吉田 剛)
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 鷺宮製作所は零敗で、07年以来の4強入りを逃した。

 打線が三菱重工神戸・高砂の守安の前にわずか2安打で二塁すら踏むことができなかった。目良宏監督は「思ったより苦戦した。いいピッチャーでした。フォークをいいタイミングで放ってきて直球との組み合わせがうまい。9イニングで攻略ができなかった」と相手右腕を称えた。

 先発の長田は5回、先頭の皆川の打球を中堅手が目測を誤り三塁打とすると、続く那賀に四球を与えたところで降板。代わった西村が2死二、三塁から渡辺に143キロ直球を中前へ運ばれ2点を失った。指揮官は「投手は攻められない。よく頑張った」とかばった。

 創部60周年の記念イヤーに9年ぶりの出場を決め、2勝を挙げた。目良監督は「選手たちは夢の舞台でいい経験ができたし、会社も2つ勝って非常に盛り上がってくれた。喜びだけでなく苦しさも味わって、また練習も厳しく取り組んでいこうと思います」と収穫と課題を手に東京ドームを去った。

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2018年7月22日のニュース