阪神 メッセ「今年の目標」早くも達成 通算7度目の2桁勝利 外国人投手史上最多

[ 2018年7月22日 22:28 ]

セ・リーグ   阪神1―7DeNA ( 2018年7月22日    横浜 )

<D・神>10勝目を挙げ、ファンの声援にこたえるメッセンジャー(撮影・大森 寛明)
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 阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が22日のDeNA戦に先発して7回2失点の好投で今季10勝目を挙げた。通算7度目の2桁勝利は、郭泰源(西武)を抜いて、外国人投手史上最多の金字塔。試合後には「今年の目標だったので、達成できて嬉しい」と喜びの言葉を口にした。

 入団1年目の10年は中継ぎとして開幕を迎えたものの、結果を残せず早々に2軍降格。再調整中に先発転向を決断し、能力を開花させた。来日初の先発登板はファームでクラブチーム相手の育成試合のマウンド。気遣う2軍関係者の言葉には「俺は投手なんだ。打席に打者が入れば、投げるだけだ」と首を振った。今季も4年連続5度目の開幕投手を務め、チームをけん引し、悲願のオールスター出場も果たした。

 今月21日には自身初の著書「ランディ・メッセンジャー すべてはタイガースのために」(洋泉社)を出版。虎一筋の思いや、大好物のラーメンへのこだわりなど硬軟織りまぜた内容で、絶対エースのすべてが詰まった一冊だ。

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