日本ハム・井口、笑顔のプロ初勝利 内川に全力投球、勝ち越し許さず

[ 2018年7月22日 18:33 ]

パ・リーグ   日本ハム7―5ソフトバンク ( 2018年7月22日    札幌D )

お立ち台でポーズをとる日本ハムの井口(左)と松本
Photo By 共同

 8回、5―5の同点に追いつかれ、なお2死一、三塁のピンチでマウンドに上がった日本ハム・井口。5番・内川をピッチャーゴロに仕留め、勝ち越しを許さなかった。

 シビれる場面での登板となったが、「いい場面で投げさせてもらったので、気合を入れて投げた」と笑顔。ヒット1本で逆転となる瀬戸際の場面にも「バッター(内川)を抑えることだけに集中して、全力で投げた」と動じることはなかった。

 同点で切り抜けると、その裏の攻撃で味方が2点を勝ち越し。井口にプロ初勝利が転がり込んだ。「今年で3年目になるが、初勝利ということは、それまで大した仕事をしていないということ」と謙そんしつつも「勝った試合で投げられたことはよかった」と自らの仕事ぶりに納得していた。

 6月に1軍に戻ってからは自責点ゼロ。「2軍いる時にくやしい気持ちを持って練習してきた。少しでもチームに貢献できれば」と2軍生活が糧になっていることを明かした。

 ウイニングボールについては、お礼の言葉とともに「親に渡そうと思う」とはにかんだ。

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2018年7月22日のニュース