【岩手】ノーシードの盛岡大付 夏3連覇に王手

[ 2018年7月22日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念岩手大会準決勝   盛岡大付6―0盛岡市立 ( 2018年7月21日    岩手県営 )

<盛岡市立・盛岡大付>力投する盛岡大付・松本
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 今大会ノーシードの盛岡大付が夏3連覇に王手をかけた。エース左腕・松本跳馬(しゅうま)が3安打完封。三塁を踏ませない投球で、意地を見せた。

 3回戦の花巻南戦は2―2の9回に2失点し、準々決勝の盛岡商戦は2―1の9回に4失点。ともに逆転サヨナラ勝ちで救われた。「自分のせいで苦しい展開になった。野手の負担をなるべく減らしたかった」。直球やスライダーを低めに集め、7三振を奪った。「いい状態で決勝を迎えたい」という関口清治監督の期待に応えた。

 22日の決勝は花巻東が相手。14年決勝は兄・裕樹(現ソフトバンク)が完投し5―4で勝った。「兄は意識しない。自分は自分。勝ちにこだわっていきたい」と意気込んだ。 (武本 万里絵)

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2018年7月22日のニュース