8歳少女 3Dプリンター製の義手で始球式 目標はメジャー全球場制覇

[ 2018年7月22日 15:00 ]

始球式を行うハイリー・ドーソンちゃん (AP)
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 21日にフェニックスで行われたダイヤモンドバックス―ロッキーズ戦で先天性右手欠損の女の子、ハイリー・ドーソンちゃん(8)が3Dプリンターで作成された義手をつけて始球式を行った。

 ダイヤモンドバックスのチームカラーでもある赤の義手を装着して登場したドーソンちゃんは下手から見事なストライク投球を披露。義手はドーソンちゃんの生まれたネバダ州の大学生が作成したという。

 始球式に慣れた様子だったが、それもそのはずでドーソンちゃん自身、これが22回目の始球式。同様に3Dプリンターで作成された義手でこれまでに他の球場でも始球式を経験しているのだという。

 目標はメジャーリーグの全球場で始球式を行うことだというドーソンちゃん。その目標まであと8球場。今後も各球場で始球式を続け、9月16日に大谷の所属するエンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムで全30球場を制覇したい考えだという。

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2018年7月22日のニュース