【栃木】作新学院8年連続甲子園 「焦りなかった」2年生・林がロング救援で8回零封

[ 2018年7月22日 14:53 ]

第100回全国高校野球選手権記念栃木大会決勝   作新学院2―0白鴎大足利 ( 2018年7月22日    宇都宮清原球場 )

<作新学院・白鴎大足利>優勝を決め喜びを爆発させる林(左端)ら作新学院ナイン(撮影・郡司 修)
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 作新学院が2―0で白鴎大足利を破り、8年連続の甲子園出場を決めた。

 決勝戦も「初回の作新」だった。先頭・福田が初球を打って中前打で出塁。すぐさま二盗を決め、捕手の悪送球で三塁へ。1死後、3番・斎藤が先制の二塁打を放った。

 さらに2死三塁から5番・沖が左前適時打。電光石火の攻めであっという間に2点を奪った。

 これで栃木大会では、6試合のうち5試合で初回に先制点をゲット。小針崇宏監督も「初回に打つべき打者が打ってくれた」と喜んだ。試合後にはナインの手で胴上げされ、8連覇に合わせて8度、宙を舞った。

 投げては2番手の2年生・林が好投。エースの高山が連投の疲れもあり、1イニングを投げただけで降板。林は2回からリリーフ登板し、9回までの8イニングを5安打無失点6奪三振で投げ抜いた。「試合前から(肩を)つくっておけ、と言われていたし、焦りはなかった」。夢の甲子園では「ここからさらに成長して、自分の投球をしたい」と声を弾ませた。

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2018年7月22日のニュース