ヤクルト・雄平、登録即V打の大仕事も控えめ「何もしてこなかったので」

[ 2018年4月13日 21:38 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―2阪神 ( 甲子園 )

<神・ヤ>延長10回、雄平は左前に勝ち越しの適時打を放つ(投手・ドリス)
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 試合前に出場選手登録されたばかりのヤクルト・雄平外野手(33)が復帰して即決勝タイムリー。チームの連敗を3で止める立役者となった。

 「3番・右翼」で先発。2―2でもつれこんだ延長10回、1死三塁から左前に決勝打を放った。先発のブキャナンが8回まで3安打無失点と好投。完封目前の9回に福留に同点2ランを浴びて降板し、延長戦へ突入した。そして迎えた10回、先頭の山田哲が左翼線二塁打で出塁。山崎がバントで送った1死三塁で打席に入ると、初球ファウルからの2球目を左前へ運んだ。

 「哲人(山田哲)が出て、晃大朗(山崎)が送ってくれたので、気持ちで、何とか気持ちで打ちました」と雄平。「ケガして離脱してたんですけども、こうして上げてすぐ使っていただいて、本当にありがたかったです。なので、期待に応えたいなっていう風に思って、きょうはプレーしました」と一言一言をかみしめるように話した。

 これでチームは待望の貯金1。今後に向け、「1戦必勝…というか、僕はきょうからなので、何もしてこなかったので、少しでもチームの力になれるように頑張りたいです」と控えめだった。

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2018年4月13日のニュース