大谷 申告敬遠「何が起きたか…」バットの贈り物には「他の子に“くれ、くれ”と言われても…」

[ 2018年4月13日 13:09 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―1ロイヤルズ ( 2018年4月12日    カンザスシティー )

7回2死満塁、走者一掃の右中間三塁打を放ったエンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平(23)が12日(日本時間13日)、敵地カンザスシティーで行われたロイヤルズ戦に「8番・DH」で先発出場。7回2死満塁で迎えた第4打席で右中間を破る三塁適時打を放った。大谷の三塁打はメジャー移籍後初で、先発出場した試合では6試合連続安打となった。試合はエンゼルスが7―1で勝って5連勝とした。

 大谷との一問一答は以下の通り。

 ――メジャー初の敬遠は申告敬遠。

 「想像はしていなかった。最初は何が起きたか分からなかった。(球審から)“Walk,Walk”と言われて分かった」

 ――第4打席ではメジャー初となる三塁打を放った。三塁打、球種を張っていた?

「いえ、全体的に待って。チェンジアップがその前に良いボールが来ていたので、ちょっと頭に入れていきました」

 ――打った瞬間、三塁打と決めて走った?

「外野手も前にいたので、抜けて、三塁までいけるだろうなと思ってました」

 ――チェンジアップが頭にありながら、実際打ったのは97マイルの直球。どうやってアジャストした?

  「もちろん真っ直ぐも速い投手なので、頭には入れていきましたし、どちらかと言ったらどちらに絞ることなく打席の中で待っていた。チェンジアップは頭の隅にあって、来たときにしっかり対応できる準備をしようみたいな感じで、どちらに絞るとかはなかったです」

 ――6歳の子にバットをあげたのはなぜ?その時のリアクションは?

「悲しそうな顔だったので、1本くらいはいいかなと思いますし、それで毎日スイングしてくれればいいのかなとは思うので。他の子に“くれ、くれ”と言われても困るので、そこは考えますけど。きょうは良かったというか、すごく欲しそうな感じだったので。あげた時はそんなにうれしそうじゃなかったけど(笑い)」

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