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阪神・石崎、緊急登板で好投 危険球退場の“悪夢”払しょく

セ・リーグ   阪神1―5広島 ( 2018年4月12日    甲子園 )

阪神2番手の石崎
Photo By スポニチ

 予想外の緊急登板だった。2回に阪神・メッセンジャーが暴言を吐いて退場。球場全体は異様な空気に包まれていた。先発がエース格の助っ人だったことを思えば、2回途中で準備が十分だったとは思えない。石崎は過酷な状況を託された。

 「気持ちの部分では焦りにつながらないようにと心がけていた。そう思って投げた」

 大ピンチでも強気の姿勢で真っ向から立ち向かった。2点差をつけられた直後の2死満塁の場面。打席に強打のエルドレッドを迎えても果敢に攻めた。全て直球で勝負。決着はフルカウントからの6球目だ。こん身のウイニングショットは内角への147キロ。威力十分の直球で空振りさせた。

 「前回もああいう場面。使ってもらっているので、いい意味にとらえて次につなげられたのは良かった」

 前回8日の中日戦でも5回1死満塁の場面で2番手として登板。2死満塁から連続四球と暴投で荒れ、最後は頭部への押し出し死球が危険球と判断されて退場処分を受けた。個人的に失点は付かなかったが、苦い1/3回降板を経験した。

 あれから4日後、一転して見事な救援で挽回した。続く3回は先頭の安部に右中間への二塁打を浴びても後続を打者3人で抑えた。4、5回も同様に先頭打者を出塁させながら粘りの投球を披露。15年5月30日の西武戦で記録した2回1/3を上回る自己最長3回1/3を2安打無失点に抑えた。

 決して1回限定ではなく、ロングリリーフが可能なことを証明した。昨秋に続いて選出された今春の侍ジャパンの強化試合では1回完全、2奪三振の快投。さまざまな体験を積み重ね、力に変えてきた。飛躍を予感させる4年目27歳。猛虎自慢のブルペンはさらに厚みを増した。(山本 浩之)

[ 2018年4月13日 05:30 ]

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