【関本賢太郎の目】個人的に“アウト” 大和スーパープレーがフイに

[ 2016年5月13日 08:20 ]

11日の巨人戦で阪神・原口の本塁をまたいだ捕球体勢がコリジョンルールの対象に

 【関本賢太郎の目】今年から適用されている(コリジョン)ルールの意義はもちろん理解している。それでも個人的な意見を言わせてもらうと、前夜のあのプレーはアウトだと思う。

 本来は走者と捕手の衝突を防ぐためにつくられたルールのはず。昨季まで阪神に在籍したマートンのタックルなどが導入のきっかけとなったが、かねて捕手が本塁の上に座り込むような悪質なプレーはほとんどなかったと認識している。その観点に立てば、捕手はこれまでの通りにプレーし、その上で本塁に覆いかぶさるような悪質なものに対して、ペナルティーを適用すべきだと思う。

 大和の本塁への返球は素晴らしく、タイミングも完全にアウト。間違いなくスーパープレーの部類で、あれ以上のクオリティーを求めることは相当難しい。球場へ足を運ぶ多くのファンは、プロならではの高度な技術を見に来ている。それが認められないことになるのであれば、醍醐味(だいごみ)の一つを奪ってしまう。 (スポニチ本紙評論家)

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