山本昌に恩師が、後輩が惜別…谷繁 唯一の悔いは日本シリーズ

[ 2015年9月27日 05:30 ]

2006年9月16日プロ野球史上最年長ノーヒットノーランを達成し、谷繁と抱き合う山本昌

山本昌 今季限りで引退

 ▼中日・谷繁兼任監督 200勝やノーヒットノーランなど節目では数多くバッテリーを組ませてもらった。ご苦労さまとしか言いようがない。一つだけ悔いが残るとしたら…日本シリーズで一つ勝てれば良かった。

 ▼楽天・星野仙一副会長(87~91、96~01年中日監督)アメリカに置いてきて良かった、唯一の男だ。何よりも恵まれた体を親からもらっていた。球は全力投球しても遅かった。その遅い中で、いかにして威力のある球を投げて打者を抑えていくか、というすべを覚えていった。50歳まで投げて、これから遊ぶ余裕のある年齢ではないだろうから、野球のことだけを考えて一生を終われ。

 ▼ソフトバンク・工藤監督 長くやるのは大変なこと。強い精神力がないとできない。彼のようになりたいと思う若い人がいるので「次のマサ」を生み出せるように育ててもらいたい。

 ▼巨人・原監督 現役の時から戦ってきた。今年も戦うだろうと、どこか楽しみにしていました。引退を選択したことに、最大なる敬意を表します。素晴らしい野球人だった。

 ▼ヤクルト・館山 高校(日大藤沢)の大先輩で今年も2軍で投げたとき、復帰したとき、勝利したときと連絡をいただいた。大先輩すぎて目標とは言えないが、近づけるようにしたい。

 ▼広島・黒田 打席に立った際、スピードガン以上の球威を感じた。僕が言うのもだけど、打ちにくい感じを受けた。あの年齢まで心技体を整え、プレーするのは僕の想像以上。凄いと言うしかない。

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2015年9月27日のニュース