大谷 圧巻の投球で投手3冠見えた!「記録はあとからついてくる」

[ 2015年9月27日 16:42 ]

<オ・日>8回無失点で15勝目を挙げて”15”ポーズをとる大谷

パ・リーグ 日本ハム2―0オリックス

(9月27日 京セラD)
 日本ハムの大谷が圧巻の投球を見せてリーグトップの15勝目を手にした。

 8回まで投げて3安打無失点、そして奪三振は12と相手打線を沈黙させた大谷は「スライダーが特によかった」とこの日の134球を振り返った。

 ピンチといえる場面は最後のイニングとなった8回、2死から代打・小島に四球を与えると続く糸井には左前打。初めて得点圏に走者を抱えた。しかし、この場面で「使える球種がスライダーしかなかったので、抑える自信がなかった」というが、岩崎を見事に空振りの三振に切って取り、ガッツポーズを見せた。

 この日の勝利で目標としていた15勝目に到達。「うれしい」と口にしながらも、「自分のせいで負けた試合もたくさんある。これからもっと勝てるように頑張りたい」と決して満足する様子は見せない。

 試合を終えた時点で勝利数、勝率、そして防御率の投手3部門はリーグトップ。しかし、「(記録は)あとからついてくる。まだ登板もあるので精一杯頑張りたい」と投手3冠にも興味を見せることはなかった。

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