U18日本、キューバに9―0圧勝!8連勝で米国との決勝へ弾み

[ 2015年9月5日 15:42 ]

<U-18W杯 日本・キューバ>3回1死一塁、右前に安打を放った清宮

U-18W杯スーパーラウンド 日本9―0キューバ

(9月5日 甲子園)
 野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)第9日は5日、各地でスーパーラウンドが行われ、すでに1位通過を決めている日本は甲子園でキューバと対戦し、9―0で圧勝。1次ラウンドから8連勝を飾り、6日に行われる米国との決勝(甲子園)へ弾みをつけた。

 日本は初回、2死二、三塁から5番・平沢(仙台育英)が左腕ナバロの高め直球を振り抜き、左中間を破る2点適時打。3回には勝俣(東海大菅生)、清宮(早実)の連打で1死一、三塁とすると、平沢が左前へ2打席連続適時打を放って追加点。なお1死満塁から篠原(敦賀気比)の二ゴロの間に1点を挙げ、堀内(静岡)の左前適時打でリードを5点に広げた。その後も5、6、7回と着実に加点してキューバにつけ入るスキを与えず、

 投げては先発の小笠原(東海大相模)が2回を無安打無失点に抑えると、高橋純(県岐阜商)、成田(秋田商)、高橋樹(花巻東)、森下(大分商)と小刻みにリレーし、キューバ打線を4安打無失点に封じた。

 「4番・DH」でスタメン出場した清宮は初回1死一、二塁の先制機で変化球にタイミングが合わず、空振り三振。3回1死一塁での第2打席では変化球をうまく引っ張って右前打としてチャンスを広げ、追加点につなげた。4回は中飛、6回は捕邪飛で、7回は2死一、二塁から四球を選んだ。

 前日の韓国戦で右太腿を4針縫うけがを負ったオコエ(関東第一)は大事を取って出場しなかった。

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