甲子園に「力もらった」…西谷監督「世界一を全員で勝ち取りたい」

[ 2015年9月5日 16:44 ]

<日本・キューバ>1回2死二、三塁、2点適時二塁打を放った平沢
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U-18W杯スーパーラウンド 日本9―0キューバ

(9月5日 甲子園)
 日本が、大会最多11度の優勝を誇るキューバを投打で圧倒し、1次ラウンドから無傷の8連勝。打線は13安打10得点とキューバ投手陣を粉砕し、投げては先発の小笠原(東海大相模)からの5投手のリレーで4安打完封。守備でも失策なしと文句のつけようのない完勝劇で、初優勝が懸かる米国との決勝戦(6日、甲子園)へ勢いをつけた。

 初回、3回と2打席連続適時打を放ち、キューバの出鼻をくじいた5番・平沢(仙台育英)は「完璧に捉えた当たりではなかったんですけど、いいところに落ちてくれてホッとした」と振り返り、「5番にさせてもらってから打点を稼ぐことが役割だと思う」と3打点の活躍に胸を張った。

 6日の決勝では3連覇を狙う米国と対戦するが、「(米国は)力のあるバッターが多いので、(日本は)力では負けているけど細かいところで勝てるようにしたい」と意気込み。西谷監督も「日本にとって特別な球場」という“聖地”甲子園で「力をもらった」といい、「世界一を獲るために集まった20人。全員で勝ち取りたい」と悲願の世界一を力強く宣言した。

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