光成“松坂超え”最年少月間MVP!賞金は「貯金します」

[ 2015年9月5日 05:30 ]

8月の月間MVPを受賞し笑顔の高橋光

 セ、パ両リーグは4日、8月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは中日の若松駿太投手(20)とヤクルトの山田哲人内野手(23)、パは西武の高橋光成投手(18)とソフトバンクの柳田悠岐外野手(26)が受賞した。18歳6カ月の高橋光は、西武時代の松坂大輔(ソフトバンク)の18歳10カ月を更新し、両リーグ史上最年少受賞。山田は2カ月連続で選ばれた。

 史上最年少で月間MVPを受賞した西武のドラフト1位・高橋光は「凄くうれしいです。(2月3日の)早生まれなので最年少になった」と謙虚に喜んだ。高卒ルーキーとしても、パ・リーグではいずれも西武OBの86年9月・清原、99年7月・松坂以来、3人目。賞金30万円については「貯金します」と笑った。

 デビュー戦の8月2日ソフトバンク戦(西武プリンス)では黒星を喫したが、その後4連勝。同23日ロッテ戦(同)では初完投初完封勝利も飾り、ローテーションの一角に定着した。「1カ月で貴重な経験ができた。自分でもこれだけできるとは思いませんでした」。6日のロッテとのCSを争う大一番に先発予定。松坂の18歳10カ月を4カ月更新し「(松坂のように)エースと言ってもらえる投手になりたい」と抱負を口にした。

 ▼ソフトバンク・柳田 チームのためにだけを考えてやった結果。うれしい。トリプルスリー?まあ頑張ります。(プレッシャーは)ない。

 ▼中日・若松 縁はないと思っていたので、素直にうれしい。クライマックスシリーズも諦めていない。投げる試合は全て勝ちたい。

 ▼ヤクルト・山田 夏は嫌いなので、そんなに打ったイメージがなかったので、びっくりしています。4打数連続本塁打の記録を残せたのは良かった。

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