また右手出た!広島・黒田 不屈7回3安打無失点で交代

[ 2015年9月5日 21:02 ]

<ヤ・広>力投する広島・黒田
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セ・リーグ 広島―ヤクルト

(9月5日 神宮)
 40歳のベテラン右腕が不屈の闘志でナインを鼓舞した。広島の黒田博樹投手(40)が5日、神宮球場で行われたヤクルト戦に先発し、7回を3安打無失点。勝敗は付かなかったものの、またも打球に右手を伸ばすなど連敗中のチームを鼓舞する投球を見せた。

 決して諦めない。逆転Vへ正念場を迎えたチームに、黒田がカツを入れたのは2回だった。先頭・畠山のライナーに反応。思わず素手の右手が伸びた。打球には届かなかったものの、今季2度、右手に打球を受け、周囲からケガを危惧する声も上がる中、闘志を前面に出す姿はブレなかった。

 5回には安打と味方の失策で無死一、二塁のピンチを迎えたが、大引を二飛、中村を三ゴロ併殺に打ち取り無失点で切り抜けた。結局、0―0のまま7回で交代。勝敗は付かなかったものの、先発の役割を果たした。

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2015年9月5日のニュース