大谷同期生、山根が全国1勝!東海大北海道キャンパスの金星貢献

[ 2015年6月10日 05:30 ]

<立命大・東海大北海道キャンパス>1失点完投の山根

第64回全日本大学野球選手権第2日・1回戦 東海大北海道キャンパス3―1立命大

(6月9日 東京ドーム)
 1回戦4試合、2回戦2試合が行われた。6年ぶり出場の東海大北海道キャンパスは立命大を3―1で下し14年ぶりの勝利。花巻東(岩手)で日本ハム・大谷と同期だった山根大幸投手(3年)が6安打1失点で完投勝利を挙げた。

 「大谷の控え投手」だった男が大舞台で輝きを放った。東海大北海道キャンパスの山根は一番自信のあるツーシームで最後の打者を空振り三振に仕留めると、ポンとグラブを叩いて笑顔を浮かべた。「コースに投げられた。自分のボールが全国で通用すると分かって良かった」。今秋ドラフト候補の右腕・桜井、遊撃手・山足を擁する立命大を相手に、6安打1失点完投勝利だ。

 1メートル84の長身を折り、右横手から投球する。花巻東2年夏まではオーソドックスな上手投げ。同校では同期のエースが大谷だった。1年秋にベンチ入りしたが、他にも右腕・佐々木毅(現神奈川大)や左腕・小原(現慶大)ら投手層が厚く、山根は4番手。「大谷はライバルだったけど正直、かなわないと思った」。フォームを変え、別のタイプの投手を目指した。

 横手にした効果は制球力に表れた。3年夏は背番号13をつけ、岩手大会2回戦・宮古水産戦で完封勝利を挙げた。大学入学後は1年夏に右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、昨秋に復帰。当初は球数の制限が付いたが、思い切り腕を振れるようになって最速は147キロまで向上。今春リーグ戦は6試合でチームトップの3勝0敗と完全復活した。

 周囲には「ようやく最近、野球が楽しくなってきた」と打ち明ける。ケガの功名もあった。さえ渡ったツーシームは負担軽減のため今春から覚えた球。初回にはその新球で1死一、二塁のピンチを併殺に仕留めた。

 大谷が札幌にいる時は一緒に食事に出かけることもある。「大谷が投げる姿を見ると頑張ってるなと思う」と刺激を受けている。夢はプロ野球選手。もう4番手じゃない。いつかまた、同じ舞台で競い合うつもりだ。

 ▽山根 大幸(やまね・だいこう)1994年(平6)9月3日、岩手県宮古市生まれの20歳。小3から崎山スポーツ少年団で野球を始める。崎山中軟式野球部を経て花巻東へ。2年夏、3年春にチームは甲子園出場も、登板はなかった。家族は両親と姉、弟。1メートル84、80キロ。右投げ左打ち。

 ▼日本ハム・大谷(花巻東時代の同期生・山根について)凄いなぁと思います。優勝を目指して頑張ってほしいと思います。

 ▼立命大・桜井(最速149キロ右腕は9回から登板。1死から4番の伊藤に一発を浴び)チームに流れを持ってきたかったけど、力んでしまった。

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