石川 “お父さん”三浦に勝ち星つけるV打「凄くうれしい」

[ 2015年5月27日 21:39 ]

<D・オ>ヒーローインタビューを終えファンに手を振る(左から)石川、三浦

交流戦 DeNA4―2オリックス

(5月27日 横浜)
 DeNAは、ベテランの三浦が粘りの投球で試合を作り、若きチームリーダーの石川が決勝打。歯車がうまくかみ合って勝利で両リーグ最速となる30勝に到達し、中畑監督も「言うことなし!」とご機嫌だ。

 「どうなることかと思った」と三浦が苦笑いで振り返るように初回にいきなり4安打を浴びて2失点。それでも引きずることなく2回以降は立て直して無失点を続けた。

 7回2失点でマウンドを降りると、三浦の奮闘に応えるように、まずはバルディリスが同点ソロ。史上29人目となる12球団からの本塁打を記録して反撃ののろしを上げると、1死一、二塁から石川が左翼へ運ぶ勝ち越し打を放った。

 自らのバットで“お父さん”と慕う三浦に勝ち星を付け「凄くうれしいです」と声を弾ませると、三浦も「凄くうれしいです」。この雰囲気のよさも、チーム好調の一因となっているようだ。

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2015年5月27日のニュース