西武 秋山、初の1試合2発で交流戦初勝利「たまたまです」

[ 2015年5月27日 21:51 ]

<巨・西>スタンドの声援に応える秋山

交流戦 西武5―4巨人

(5月27日 東京D)
 西武は秋山が1試合2本塁打の活躍を見せて今季の交流戦初勝利を挙げた。

 初回に秋山は巨人の先発・大竹から右中間へ早くも今季3度目となる4号先頭打者本塁打を放つと、4―3とチームが僅差のリードで迎えた7回には3番手・戸根から貴重な追加点となる5号ソロを初回と同じく右中間へと叩き込んだ。

 秋山の1試合2本塁打はプロ入り初。「カウントも追い込まれていたし、何とか粘りながら塁に出られればと思っていた」と語るのは初回の1本目。結果的に決勝点となった2本目に関しては「点差も詰められて、先頭だったので塁に出る気持ちだけだった」と振り返った。

 2つのコメントの最後にはともに「たまたまです」と言葉を付け加えた秋山。田辺監督も「予想していなかったバッターに2本出た」と試合後に語るなど、この活躍は指揮官の頭にもなかったようだ。

 「このところあまり仕事ができていなかったので、これをきっかけにチームに勢いをつける打撃をしたい。もうひとつ勝って交流戦にも勢いをつけたい。まずはあした、1打席目から頑張っていきます」。巨人との3連戦最終戦となる28日、プレーボール直後の秋山から目が離せない。

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