ロッテドラ2田中1軍昇格へ前進 2軍戦で14イニング連続無失点

[ 2015年4月8日 05:30 ]

<イースタン ロ・西>6回1死から永江の中前に抜ける打球を脚を出して止めようとするロッテ先発・田中

イースタン・リーグ ロッテ2―0西武

(4月7日 ロッテ浦和)
 ロッテのドラフト2位・田中が、1軍昇格に向けてまた一歩前進した。イースタン・リーグの西武戦(ロッテ浦和)に先発し、7回6安打無失点で2勝目。公式戦初登板となった3月29日の同DeNA戦(同)から14イニング連続無失点となった。

 最速は142キロ止まりで、序盤は変化球の制球にも苦しんだ。それでも失点を許さなかった。京大出身の右腕は「コンディションは良くなかったけど、途中からリズムに乗れた」と振り返った。次回は14日の同DeNA戦(ベイスターズ)で先発予定。報告を受けた伊東監督は「下で結果を残しているんだから、上に上がってくる権利はある。いずれ連戦が入ってくるので、その時にという話はしている」と昇格候補の一人であると語った。

 唐川と藤岡が2軍に降格し、今月下旬には1軍の先発投手が足りなくなる。田中は「このまま結果を残せば1軍で投げるチャンスもあると思う」と力を込めた。

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2015年4月8日のニュース