オリ駿太 人生初サヨナラ打!「イチかバチか」チームやっと2勝目

[ 2015年4月8日 06:00 ]

<オ・ロ>9回2死二塁、サヨナラ二塁打の駿太は右腕を突き上げ歓喜の雄叫び

パ・リーグ オリックス2-1ロッテ

(4月7日 京セラD)
 チームの憂さを晴らすような一撃だった。オリックス・駿太の打球は前進守備を敷いていた右翼・角中の頭上を越えた。同点の9回2死二塁から西野のフォークをすくい上げたヒーローは人生初のサヨナラ打に「単打を狙っても一、三塁なのでイチかバチか狙ってました」と胸を張った。

 開幕から1勝8敗で迎えた一戦で森脇監督はテコ入れ。不振の糸井を13年8月29日の楽天戦以来となる1番で、中島を練習試合やオープン戦で一度も試さなかった遊撃で起用した。2回は昇格即先発した竹原の二塁打をきっかけに先制点を奪うと、9回も2死から竹原の死球をきっかけにサヨナラ勝ち。前日は瀬戸山球団本部長、森脇監督らで首脳会談を開いたが、勝利に勝る良薬はない。「苦しい時間が流れているが、みんな前向きに戦ってくれた」と森脇監督もホッとひと息ついた。

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