筒香3冠!「もっと凄くなる」ラミちゃんの言葉胸にV打&猛打賞

[ 2015年4月8日 07:22 ]

<神・D>初回1死一、二塁、筒香は右前適時打を放つ。投手・能見

セ・リーグ DeNA8-3阪神

(4月7日 甲子園)
 笑顔をほとんど見せなかった試合後の表情が、理想の高さを物語っていた。DeNA・筒香は、左腕・能見から2本の適時打を放つなど今季2度目の猛打賞も「50点ですね。7回の見逃し三振は簡単にやられた。9回も好機(無死二塁)で打ちたかった」と反省の弁を並べた。

 本人に満足感はないが、4番の仕事は果たした。初回1死一、二塁で能見の外角低めのスライダーを右前にはじき返す先制適時打。2回も2死二塁から外角高めに入ったスライダーをきっちり捉えた。中堅・大和がダイビングキャッチを試みたが、審判は地面に落ちたと判定。中前適時打に「リプレーを見ていないので何とも言えないが、安打がついて良かった」と安どした。

 左の和製大砲として期待されるが、最もこだわるのが打点だ。「勝利に貢献する打点が一番大事」と力説する。模範は打点王を4度獲得するなど現役時代に8年連続100打点以上をマークした、元同僚のアレックス・ラミレス氏だ。筒香が打撃不振でファーム暮らしだった13年夏。「君は将来凄い打者になる。自分を信じるんだ」と激励された。4月3日のヤクルト戦(横浜)で行われた引退セレモニーの前にも「君はもっと凄くなる」と太鼓判を押された。筒香も「いい時だけでない。ラミちゃんは悪い時も見てくれていた」と感謝を口にする。

 打率・400、3本塁打、10打点は、いずれもリーグトップ。チームも開幕10試合消化時点で6勝4敗と、中畑政権4年目で初めて貯金をつくった。「もっともっと信頼されるようになりたい。4番として全試合出て自分がチームを引っ張る」。飽くなき向上心。覚醒の時を迎えるのはこれからだ。

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