栗山ハム初の6連勝!日本復帰の賢介 東京D弾は2507日ぶり

[ 2015年4月8日 05:30 ]

<日・西>5回無死一塁、右越え2ランを放った田中はナインの出迎えに笑顔

パ・リーグ 日本ハム4-0西武

(4月7日 東京D)
 降り注がれる日本ハム・田中への声援は、一緒にお立ち台に立った中田よりも大きかった。プロとしての礎を築き、自信をくれた球場で古巣復帰後初アーチが生まれた。

 「この東京ドームは僕がデビューした場所。ここでまたファイターズの一員として戻ってこられたことに感謝したい」

 5回無死一塁。真ん中に来たシンカーを逃さず叩いた打球は右翼席中段へ一直線に伸びた。日本では、12年6月8日のDeNA戦(横浜)以来、3年ぶりの一発。「記念球はルーキーじゃないからいらないです」とおどけたが、初出場どころか、初安打、初本塁打も全て東京ドームで記録している。「(2軍の)鎌ケ谷で試合に出てからドームに来て…。結果が出なくて2軍に落ちたこともあった」。思い出の詰まった東京ドームでの本塁打となると、08年5月26日の巨人戦以来、実に2507日ぶりだ。

 開幕から主に2番に入る。栗山監督が掲げる「打席が多く回る打順にいい打者を置いた方が得点率は上がる」との「2番最強説」の意味を田中は分かっている。「3番のつもりでいる。僕自身が最大限に生きる場所だと思う」。開幕戦だけはバントのサインが出たが、その後はない。本塁打の場面も無死一塁だった。

 試合の潮目を見極める判断能力も問われる。3回2死一塁で、中田の打席で二塁盗塁に成功。打者に集中する相手バッテリーの裏をかき、中田の先制弾をアシストした。就任4年目の栗山監督の下では、9度目の挑戦で初の6連勝。3安打で打率を・359に上げた33歳が、そのキーマンとなっている。

 「若いチームには開幕ダッシュが絶対条件だと思っていた。(メジャー移籍の)経験からまた新たな気持ちでプレーできている」。米球界での2年間は出場機会に恵まれなかったが、深みを増して帰ってきた田中が、チームに安定を生んでいる。

 ≪賢介の過去2年≫

 ☆13年 ジャイアンツとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加も19試合で打率.229、チーム最多7失策で昇格ならず。7月9日にメジャー初昇格し、15試合で打率.267、0本塁打、2打点。同29日にマイナー降格し、9月に自由契約。

 ☆14年 レンジャーズとマイナー契約。招待選手としてメジャーキャンプに参加も、昇格できず。マイナーでは62試合で打率.258、4本塁打、27打点を記録したが7月下旬に自らの希望でレ軍との契約を解除。その後は所属先が決まらなかった。

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