慶大・竹内惇 病床の父に贈る逆転弾 早慶戦連敗6で止めた

[ 2014年5月31日 17:02 ]

<早大・慶大>7回1死二塁 竹内惇(右)は逆転2ランを放ちニ走・藤本知と生還しベンチに向かって万歳する
Photo By スポニチ

東京六大学野球春季リーグ戦最終週 慶大2―1早大

(5月31日 神宮)
 慶大が早大を逆転で下し、6季ぶりのリーグ優勝に王手をかけた。1点を追う7回1死二塁から竹内秀夫監督の長男・惇(まこと)が有原から右越えに今季2号となる逆転2ラン。投げては2年生右腕の加藤が4安打1失点で完投した。

 早慶戦での連敗は6でストップ。病気で療養中の竹内監督に代わって指揮を執っている江藤省三助監督は「連敗を止めたことが大きかった。選手がよくやってくれた」と目尻を下げた。

 一方、敗れた早大・岡村猛監督は「あした頑張るしかない」と切り替えた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年5月31日のニュース