和田監督 川上→浜田変更も言い訳なし「あり得ること」

[ 2014年5月8日 05:30 ]

<中・神>メンバー交換をする谷繁兼任監督(左)と和田監督

セ・リーグ 阪神0―7中日

(5月7日 ナゴヤD)
 予期せぬ形で、阪神が今季2度目の零敗を喫した。予告先発だった中日・川上が試合前練習中に腰の違和感を訴え、急きょ登板を回避。代役となった2年目左腕・浜田を捉えられず、6安打で零封された。これで今季初対決となった先発4投手に1勝3敗。前夜の劇的勝利を生かせず、3位転落となった。

 ドタバタ劇の結末は、まさか、まさかの零敗だった。阪神は9回2死一塁から、大和が右邪飛に倒れジ・エンド。藤浪と同じ高卒2年目の左腕・浜田にプロ初勝利初完封を献上した。
 「準備不足は否めないけど、もともとは中継ぎに入っていた。初戦の前には対策を練っているし」

 和田監督、いやチームにとって想定外のアクシデントは、中日の試合前練習中に起こった。予告先発を発表されていた川上が腰の違和感を訴え、登板を緊急回避。練習前には中日・森ヘッドコーチが黒田ヘッドコーチに事情を伝え、阪神サイドも急きょ左の打撃投手で練習を開始した。

 試合前ミーティングでは、野手陣も浜田の投球映像をチェックした。対策は明らかに不十分だったが、それでも指揮官は「あり得ること。ルール上は認められている」と言い訳めいたことは口にしなかった。

 実際、攻略のチャンスは何度もあった。3者凡退は初回の一度だけ。2回1死二塁では新井良、梅野が連続三振。3回2死一、二塁の先制機も、鳥谷が中飛に終わった。その後も8回まで毎回得点圏へ走者を進めたが、あと一本が出ない。6安打5四球を得ながら、残塁は「11」を数えた。4月1日の中日戦以来、今季2度目の零敗。2桁三振を喫して1人の投手に完封されたのは、12年9月1日の広島・今井以来だった。

 「初モノに対して、タイミングが合っていない。(浜田は)岩崎のようにスピードガンよりも切れがあって、ほとんどの打者が合わなかった。分からない分、大事にいって、思い切りもなくなっていたよね」

 好機を逸したことよりも、和田監督が気にかけたのは“初モノ”への弱さだった。打者からすれば球の軌道、球速、切れなどが分からない分、投手有利という側面はある。ただ、今季は4戦のうち広島・大瀬良、DeNA・モスコーソ、そして浜田と早くも3敗目。同じことを繰り返すようでは、悲願の覇権奪回はなかなか見えてこない。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2014年5月8日のニュース