阪神新人バッテリー岩崎―梅野 31年ぶり快挙ならず

[ 2014年5月8日 08:37 ]

<中・神>3回、先制を許した阪神・岩崎(右)と梅野

セ・リーグ 阪神0―7中日

(5月7日 ナゴヤD)
 31年ぶりの快挙は、ならなかった。ドラフト6位・岩崎と同4位・梅野がプロ初バッテリーを組み、敵地で中日打線と対峙(たいじ)。阪神では02年の安藤―浅井以来、12年ぶりに実現した「新人先発バッテリー」は、若さを前面に出して真っ向勝負を挑んだ。勝てば83年の御子柴―木戸以来の快挙だった。だが、荒木、森野、和田、谷繁ら百戦錬磨のベテランが並ぶドラゴンズ打線の前には、なすすべがなかった。

 「(失点は)2アウトからだったので、もったいなかった。悔いが残ります。こういう結果になり、申し訳ないです」

 試合前まで中日相手に今季2戦2勝、12イニング連続無失点。“竜キラー”だったはずの岩崎は、「あと1人」に泣いた。3回は2死から安打と四球で一、二塁とされ、ルナに左翼線適時二塁打、平田に中前2点打を許した。5回も2死までこぎつけながら、2四球で一、二塁の窮地に陥り、森野に中前適時打を浴びた。なおも一、二塁に走者を残したまま降板。2番手・玉置が和田に3ランを浴び、試合は決した。5回途中6失点で3敗目。登板順なら次回は13日から始まる広島2連戦(米子)だが、中西投手コーチは左腕の登板機会を一度飛ばす方針を示した。

 「自分が球数を使わなくてはならない場面で、勝負を焦ったところがありました」。リードした梅野も内助の功とはいかなかった。経験の浅さを、インサイドワークでカバーできず。では得意のバットで…と行きたいところだったが、先発・浜田の前に3打数無安打と精彩を欠いた。「緩急を付けられ、(狙いを)張りづらかった」。反省の弁を絞り出した。

 とはいえ、下を向く必要はない。2人ともプロ人生は始まったばかり。人は負けた数だけ、強くなる。敗戦から学び、次に生かせばいいだけだ。

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