斎藤 久々の登板に「投げられる喜び感じた」新球シュートも試す

[ 2014年2月8日 13:41 ]

<日本ハム紅白戦>2回1失点の斎藤
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 日本ハムは8日、2度目の紅白戦(名護)を行い、昨季は右肩関節唇損傷の影響でわずか1試合の登板(0勝)に終わった斎藤佑樹(25)が紅組の先発として登板、2回を2安打1失点だった。久々の登板に斎藤は、「緊張しましたし、僕の中でプレッシャーをかけてきた」と話した。

 初回、先頭打者の杉谷を変化球で空振り三振とするが、中島に四球を与え、盗塁と稲葉のニゴロで2死三塁とされると、続く中田に甘めの直球を中前に運ばれ先制点を許した。2回は、大野に高めの球を右中間に運ばれ二塁打を許したが、後続を断った。

 抑えにいくことをテーマとして登板した斎藤は、「0失点でいけなかったのが悔しいです」と悔しさをにじませた。ただ「いい意味で僕の中で前進していると思いますし、投げられる喜びを感じながら投げられたと思います」と語り、新球シュートを試すなど、内容には手応えを感じている様子だった。

 06年の夏の甲子園2回戦以来の対戦となった中田については、「(ギアが上がったことが)それが良くなかったかもしれない。結果的に打たれてしまった」と淡々と振り返った。

 試合後、栗山監督は「マウンドに上がれたことが大きい。ここにうまく合わせられたことは、ひとつ前進した明かし」と評価した。

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