先発対決!大谷は「よくなかった」も2回無失点 斎藤は2回1失点 

[ 2014年2月8日 13:25 ]

先発で投げ合った日本ハムの大谷(左)と斎藤

 日本ハムは8日、2度目の紅白戦(名護)を行い、先発で斎藤佑樹(25)と大谷翔平(19)が投げ合った。

 白組先発の大谷は、2回を2安打無失点、1奪三振。先頭打者の谷口に9球粘られ、中前打で出塁を許すも、西川を遊併殺、続く近藤を直球で空振り三振を奪った。2回は2死を奪った後、球にばらつきが見え、北に右前打、松本に四球で2死一、二塁とされるが、今浪は一ゴロで抑えピンチをしのいだ。

 登板後の大谷は、「あまりよくなかった」と冷静に振り返り、直球も変化球も調子がいまいちだった、とさえない表情。課題の残る投球だったが「バッターが立った時にしっかり投げられるようにしたい」と語った。栗山監督は「2月のキャンプインから考えれば、まあまあ調整できているところも、もちろんあるけれど、本人が悪いところはわかってると思うから」とあえて多くを語らなかった。

 紅組の先発は斎藤は、初回、先頭打者の杉谷を変化球で空振り三振とするが、中島に四球を与え、盗塁と稲葉のニゴロで2死三塁とされると、続く中田に甘めの直球を中前に運ばれ先制点を許した。2回は、大野に高めの球を右中間に運ばれ二塁打を許したが、得点を許さず。新球シュートを試すなど、内容には手応えを感じている様子だった。

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